26日は、大阪の日本スローワーク協会さんにお声をかけていただき、お話をさせて
いただきに行ってきました。
スローワーク協会さんは、引きこもり等といわれる若者や、心の病気や障がいの
ある方と共に、スローワークという新しい働き方に取り組まれています。
カフェコモンズという、オーガニックカフェも運営されていました。
地元材や天然素材をつかって壁や店内の什器・や窯まで手づくりで、フェアトレード
にも取り組まれているところなど、バンブーシュートとそっくりで、その後福祉活動に
携われるようになられたところまでそっくりで、ありがたいご縁を感じました。こちらでは、
福祉や教育や医療に携わる方々から、貴重なお話を伺いためになりました。
ジョブサイトひむろ施設長の平野さんからは、最重度障がいの利用者さんの支援の中
において、一人ひとりの個性を尊重し、苦手部分や問題部分を克服しようとすること
ではなく、その人の興味関心のあることや得意なことを重点的に認めていくこと
(長所伸展)を継続することで、ある時、苦手部分の克服ができていることに気づくこと
が多いといった実践のお話を伺いました。
28・29日は、オプティの猪野さんにお世話いただき、みどりの家職員5名は、北海道の
環境開発工業さん視察に伺ってきました。
色々な意味で北海道まで行った甲斐ありました。
環境開発工業株式会社へは、地元障害者施設5法人から、施設外授産として、
OA機器・エレメント・トナー・廃食油の仕事に取り組まれていて、社員として4名が
雇用されていました。
環境開発工業さんは、障害者施設と企業をコーディネートし労務管理をサポートする
会社サニーさんへ委託し、障がいのある方の職場を提供されています。
障がい者が働きやすい自助具・環境を整備されることで、障がい者だけでなく全体の
効率性が向上したことや、経費節減ができたことや、施設活動と環境事業との連携、
みどりの家の授産事業の収入向上にも役立つ仕事等を、とても親切に教えてください
ました。
障がいのある人たちが、よく配慮された環境の中で、熱心に働いていらっしゃり
温かくて素敵な会社でした。
その、福祉施設と企業のコーディネートや管理をされていらっしゃるサニーの社長
柴田さんが、北海道でいらっしるのに、偶然にも、みどりの家へ視察に来ていただいた
ことがあることを教えていただいたことにも驚きましたが、さらに驚きのご縁が
ありました。みどりの家の職員で、外見も心も女神のように美しいSさんと、オプティの
猪野さんが、なんと、27年前に、四国の船の中で一度だけお会いされたことがあり、
そのことを思い出されたことです。なんと、そのとき撮った写真まで残っているそうです。
すごい再会ですね。すごいご縁の連発で、またすごいご縁が出てきそうでなんだか
ドキドキしてきました。